更新日:20061113
短詩・短文0001〜0010
短詩・短文0001

それがすべてじゃない、
これで終わりじゃない、
あれが始まりじゃない、
すべては隠されたまま。

何も始まってなどいない。

愛は、どこにある。
セックスは、あふれている。
でも愛とセックスは乖離している。
だれもが無意識には自覚している。
愛とセックスは乖離している。

愛は、…。


短詩・短文0002

私が考える小説に文脈も脈絡も関係ない。
問題は文体ではないか。
すべては文体が重要なのだ。
文体優先の小説、そしてそれを擁護する短詩・短文。
もしくは架空の絵画という仮定で
自作の構想を紡ぐ文章、それも文体優先の。
すべては文体に宿っているだろう。


短詩・短文0003
ただ描くこと、無心に描くこと、それだけだ。
小説よりも何よりも、
描くこと、それだけがすべてであり、優先事項だ。